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5代目となる現行RP型ホンダ ステップワゴンは、2015年4月にデビューしました。2021年4月で満6年を迎えたわけですから、いつ6代目次期型ホンダ ステップワゴンが登場するか、気になりますね。そこでネットで拡散している6代目次期型ホンダ ステップワゴンの噂をまとめてみました。
ホンダは販売が振るわなかったモデルのフルモデルチェンジで、よく「原点回帰」や「ホンダらしい軽快な走り」をコンセプトに掲げます。4代目ステップワゴンが月平均5000台ほどと、歴代モデルの中では販売が振るいませんでした。
そこで現行の5代目ホンダ ステップワゴンは低重心の低床フロアで横揺れとロールを解消しつつ、コーナリングでミニバンの域を超える走りを実現し、低速から中速まで最大トルクを発揮する1.5リッターダウンサイジングターボエンジンを搭載し走りの軽快感をアピールしました。
5代目ホンダ ステップワゴン新発売1カ月後に発表された初期受注では、モデルチェンジの甲斐があり15,000台と順調な滑り出しを見せました。ホンダはステップワゴンの製造台数を5000台/月の計画でした。2015年のステップワゴン全体の販売台数は53699台。1月から3月まで旧型を7503台販売しているので、新型はおよそ46196台です。4月から12月の9カ月間で販売したとすると5132台で、月産目標をクリアーしました。
しかしその翌年から、5代目ホンダ ステップワゴンの販売は、振るわなくなります。2016年は52472台(4372台/月)、2017年46457台(3871台/月)と下降の一途です。
その原因となったのがハイブリッドシステムが搭載されていないこと、ライバル車のマイナーチェンジが挙げられました。
そこで2017年9月28日に発表されたマイナーチェンジで、ついにスポーツハイブリッドシステムのi-MMDを搭載し、2018年の販売台数は56872台(4739台/月)、2019年52676台(4389台/月)と販売は回復しました。しかし2020年には34441台(2870台/月)にまで落ち込み、2021年は1月から9月までで26663台(2962台/月)と落ち込んでいます。
5代目ホンダ ステップワゴンの販売実績はホンダの製造計画を大幅に下回っており、販売不振モデルと言わざるを得ません。そこで次の6代目ホンダ ステップワゴンは「原点回帰」と「ホンダらしい軽快な走り」がコンセプトに掲げられています。
しかし5代目ステップワゴンのコンセプトでもあるので、6代目次期型ステップワゴンはキープコンセプトのモデルチェンジとなり、「原点回帰」と「ホンダらしい走りの軽快感」を一層進化させる模様です。
6代目次期型ホンダ ステップワゴンの車格は現在と変わらず、ミドルサイズです。2021年いっぱいでオデッセイが廃止となるため、次期型ステップワゴンの大型化の噂もありました。しかしオデッセイのポジションには後継車を2022年秋に投入することが決まり、6代目次期型ステップワゴンのサイズは今と大きく変わらず、5ナンバーサイズです。
ただし標準グレードとエアロ&スポーティーなスパーダが、現行5代目モデルと同じく同一の全幅なのかは噂がありません。トヨタ ヴォクシーや日産 セレナのようなわずかに1700mmを超える可能性も否定できませんが、基本は5ナンバーサイズです。
6代目次期型ホンダ ステップワゴンは、ミニバンとしての実用性や使い勝手の良さをさらに追求するとのことです。ここから推測できるのは、シートアレンジをライバル車に負けないほどの多彩さです。
床下収納可能な3列目シートは当然踏襲として、2列目シートは前後スライドだけなので、横スライドも加えてシートアレンジに幅を出して欲しいですね。一方、シートアレンジの多彩さを支えるシートレールを堅牢なものにして、2列目シートをさらに快適なすわり心地にしてほしいですね。
また5代目ホンダ ステップワゴンで不評だったリアドアのわくわくゲートですが、6代目次期型ステップワゴンでは、廃止となる模様です。車両後方の距離が確保できなくてもリアラゲッジを使用できる実用的な装備でしたが、使い方に違和感を感じたり、ゲートが重くなり上に開く時の負担が大きいことから不人気な装備でした。
6代目次期型ホンダ ステップワゴンのデザインはキープコンセプトで、5代目現行型のデザインを踏襲する模様です。5代目ステップワゴンのデザインが初代ステップワゴンを強く意識したもので、ステップワゴンらしいデザインと評判です。そのため6代目次期型ステップワゴンのデザインも、大きく変わることはなさそうです。
5代目現行型ホンダ ステップワゴンに搭載される動力源は、1.5リッターダウンサイジングターボと、2.0リッターエンジン+モーターのハイブリッド「e:HEV」です。これは6代目次期型でも改良を加えて搭載されます。
現行5代目ステップワゴンでは、ハイブリッド車の受注台数は7割にも達するとのこと。そのため1.5リッターダウンサイジングターボは廃止かと思われましたが、燃費を改善して引き続き搭載されるとのこと。考えてみればシビックにも搭載される世界戦略エンジンなので、そう簡単には廃止にできません。6代目次期型ステップワゴンでも、ハイブリッドよりも低価格な設定で販売される模様です。
プラットフォームも現行型のものを改良して、使用するようです。ホンダ ステップワゴンは兄弟車がない上、低床を実現するためプラットフォームは独自開発で専用です。1度開発したプラットフォームは一定の台数を製造・販売するまでモデルチェンジするものではないので、5代目にモデルチェンジした際に開発された現行プラットフォームは、6代目次期型ステップワゴンでも搭載されます。
ある程度の情報が集まってきている6代目次期型ホンダ ステップワゴンですが、一番気になるのは発売時期だと思います。ホンダ ステップワゴンの歴史を振り返ってみると、新型車デビューの月に一定の傾向が見られます。
そう、ステップワゴンのフルモデルチェンジは、圧倒的に4,5月に行われていることです。となると、6代目次期型ステップワゴンも4、5月あたりの発表が有力です。では何年になるのかというと、ズバリ2022年!来年です。
根拠としては5代目ステップワゴンの最後のマイナーチェンジが2020年1月に実施されていること。通常、マイナーチェンジ後2年間は、商品の変更を行わないのが、自動車業界の慣例です。(そのため、1年でマイナーチェンジすると「異例」と言われます。)2022年1月以降はこの慣例が解けるため、モデルチェンジを行ってもおかしくないのです。
さらに2022年は、国産中型ミニバンの多くがモデルチェンジ予定です。最新情報では2022年2月発表予定となる次期型トヨタ ノアとヴォクシー。秋には日産 セレナがフルモデルチェンジされます。ホンダとして新型ステップワゴンを発売しないと、販売で太刀打ちできない状況になっているのです。
以上から、6代目次期型ホンダ ステップワゴンのモデルチェンジは、2022年4、5月と考えられます。
【12/16追記】
ホンダが新型ステップワゴンをホームページで先行公開を始めました。現段階ではティーザー広告という形で、デザインの詳細な全体像は不明です。しかし新型ステップワゴンのフォルムも歴代モデルと同様、ボクシーな印象です。
内装は2列目シートがキャプテンシート仕様が公開されました。クラスを超えた贅沢なシートという印象を受けます。果たしてこれが次期スパーダの内装なのか、それとも(恐らくは標準仕様と思われる)エアの内装なのかは不明です。
ホンダによれば2022年1月7日には、新型ステップワゴンのデザインを公開するオンラインイベント開催するとのこと。ディーラーによると、トヨタの新型ノア/ヴォクシーの発売が2022年1月上旬とのことなので、真っ向勝負の構えです。
ただし、ホンダのイベントはあくまでもデザイン公開イベントなので、まだ発売ではありません。今回のイベントは、2022年4、5月とされている新型ステップワゴンの発表まで、新型ノア/ヴォクシーにお客が流れないようにするための策だと思います。
6代目次期型ホンダ ステップワゴンのフルモデルチェンジに関するインターネットの噂をまとめてご紹介しました。キープコンセプトながら、さらに走りとミニバンとしての実用性に磨きをかける次期型ステップワゴンは、ホンダファンには待ち遠しいですね。次期型ステップワゴンの発表は2022年4月または5月が有力です。モデルチェンジまでの半年を楽しみに待ちましょう。
画像提供:本田技研工業株式会社
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