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ミニバン人気は、とどまることを知りません。育児中のお子さんがいるファミリー層には、特に日産 セレナやトヨタ ヴォクシーなどの中型ミニバンはうってつけの育児道具です。ベビーカーも搭載できるし、多くなりがちな乳幼児の身の回り品もしっかり搭載できます。
中型ミニバンは多彩なシートアレンジができ、車中泊にも使えます。お子さんが中高生くらいまでなら、ご両親と中高生のお子さん2名、お爺ちゃん、お祖母ちゃんの家族6人で乗車できるだけの余裕が室内スペースにあります。大型ミニバンなら大人6人なら余裕の広さです。また大型ミニバンは高級車でもあるので、乗り心地や室内の雰囲気は最高です。
最近ではテレワークスペースの確保のために、ミニバンを購入する人もいるとか。自動車の枠を超えた使い方をされるのが、ミニバン・ワンボックスです。
そんな大人気のミニバン・ワンボックスは、どの車種が人気なのでしょうか。今回は一般社団法人自動車販売連合会がまとめている新車登録台数の、2021年1月から6月までの統計でミニバン・ワンボックスのトップ10をご紹介します。登録台数は必ずしも販売数と一致しませんが、ディーラーなどの自家登録は全体からすればわずかです。登録台数はほぼ、販売台数と一致してるといって良いでしょう。
2021年上半期、最も登録台数の多いミニバン・ワンボックスはトヨタ アルファード。登録台数は5万6778台なので、毎月9400台が販売されている計算です。2015年デビューのトヨタ アルファードは、2022年にフルモデルチェンジが噂されています。しかしモデル末期でもこの人気ぶりは圧巻です。
人気の要因は広い室内と徹底した静粛性で新しい高級車となり、クラウンなどの高級セダンからの乗り換えが多かったこと。2019年のビッグマイナーチェンジで迫力あるフロントマスクにデザインを一新したこと。特別仕様車の「S”TYPE GOLD II”」を設定しお買い得感が高まったこと。リセールバリューの高さなどが挙げられます。
第2位はトヨタ ヴォクシーで、登録台数は4万1101台です。トヨタ ヴォクシーは2014年デビュー、2022年モデルチェンジが噂されている長寿車です。
人気の要因は、スポーツイメージが強いこと。エアロパーツ装着車に絞ったこと。特別仕様車「ZS 煌III」の設定でお買い得感が増したことなどが挙げられます。
なお2022年のモデルチェンジでヴォクシーは廃止されるのか存続するのか、多くの噂が飛び交っています。存続する場合には、エアロパーツ装着専用車として残る見込みです。
第3位はホンダ フリードで、登録台数は3万5551台です。2016年にフルモデルチェンジされたホンダ フリードは、5ナンバーサイズの小型ミニバンにして3列シートを採用。2列シート仕様の「フリード+」もあり、選択肢の幅が広いことが人気の理由です。他にも5ナンバーサイズに収まる小型ボディならではの取り回し性の良さ、エンジンが1.5リッターなので燃費、税金などを含めた維持費の安さも人気の要因と考えられます。
なお、ホンダ フリードのフルモデルチェンジは2022年と噂されています。
第4位はトヨタ シエンタで、登録台数は3万3753台です。トヨタ シエンタは、トヨタのミニバンラインナップのエントリーモデルです。人気の理由は若者向けのミニバンらしからぬ一見奇抜なデザイン、3列シートと2列シートの多彩な選択肢、5ナンバーサイズのコンパクトボディで取り回しに優れること、1.5リッターエンジン搭載でホンダ フリード同様トータルの経済性に優れること、2列シート車の仕様のタクシー需要などが挙げられます。
なおトヨタ シエンタも、ヴォクシー同様2022年にフルモデルチェンジが噂されています。
第5位は日産 セレナで、登録台数は3万2285台です。デビュー直後の勢いはなくなりましたが、今年で5年目を迎えるモデルで1カ月平均5400台弱の登録台数は大人気と言って差し支えありません。人気の要因はミニバン初の自動運転システム「プロパイロット」、e-POWERを搭載してミニバン唯一の電動車であること、12種の多彩なシートアレンジ、総合的に商品性が高いことなどが挙げられます。
なお、日産 セレナも2022年にフルモデルチェンジが噂されています。
第6位はトヨタ ノアで、登録台数は2万5229台です。ヴォクシー、エスクァイアの兄弟車で一番車歴の長い車、いわば長男です。それだけに3兄弟の中では、一番オーソドックスなデザインを採用し、人気となっています。兄貴分のアルファードにも負けないド迫力のエアロ仕様が用意されている点も、ノアならではです。
ノアは2022年にモデルチェンジ予定です。ヴォクシーが廃止された場合には現行型と同様、標準車とエアロパーツ装着車になると考えられ、ヴォクシーが存続の場合には、標準者のみとなる見込みです。
第7位はホンダ ステップワゴンで、登録台数は2万1262台です。初代より低床フロアを採用し、全高は他のミニバンと同じでも室内高が高い点が人気です。またホンダのハイブリッド「e:HEV」は、スポーティーな走りが楽しめると好評で販売台数の7割程度を占めるとのこと。
現行のホンダ ステップワゴンは2015年デビューなので、今年で6年目です。2022年にフルモデルチェンジとの噂です。
第8位はホンダ オデッセイで、登録台数は1万524台です。2020年にデザインを変更するビッグマイナーチェンジを行い、それが成功したと言えます。販売的には好調なオデッセイですが、報道にあるように2021年12月に埼玉県・狭山工場が閉鎖されるため、その工場で生産されるオデッセイも廃止予定です。
ただし、ネーミングは不明ですが、ホンダはオデッセイクラスの大型ミニバンを開発しており、2022年秋に市場投入するとの噂です。
第9位は三菱 デリカD:5で、登録台数は8378台です。2007年デビューながら2019年にビッグマイナーチェンジを行い、現在のド迫力フェイス「ダイナミックシールド」に一新されました。この新しいデザインが人気です。またシャーシはSUV、ボディはミニバンという世界で唯一のコンセプトを採用しており、ミニバンでオフロードを本格的に走行できる唯一の車としても人気です。
第10位はトヨタ エスクァイアで、登録台数は7219台です。ノア、ヴォクシーの兄弟車として現行モデルでデビューし、ノアよりも高級なイメージを与えたデザインが人気の理由です。ノア、ヴォクシー同様2014年より発売しているので、モデルチェンジも間近です。ただし次期型ではノアが残り、ヴォクシーは存続か廃止か不明ですが、エスクァイアはブランド廃止のようです。
現在新車で販売されているミニバンは、軒並み2014年から2016年にかけてデビューしたため、モデルチェンジ時期も一斉となります。2022年にはほぼ全ての国産ミニバンがモデルチェンジが予定されています。次期型モデルはどのような車になるのか、楽しみですね。
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