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日本の道路事情や住宅事情を考えたとき、5ナンバーサイズの自動車や軽自動車は長年、取り回し性が良く使いやすいとされてきました。では中型ミニバンで人気の現行R80G/W型3代目トヨタ ノアのボディサイズはどれくらいなのでしょう。車体寸法、室内寸法、荷室寸法、標準およびメーカーオプションで装着できるタイヤサイズをまとめました。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアは、標準ボディとエアロパーツ装着のエアロボディの2種類がラインナップされています。標準ボディの車体寸法を中心にご紹介します。3代目トヨタ ノアの車体寸法は、
です。()内はエアロボディのSiグレード、〈〉内はノアGR SPORTの寸法です。
エアロバンパーの形状により標準ボディよりSiグレードで15mm、GR SPORTで100mm長くなっています。どちらもフロントエアロバンパーの形状により、標準ボディより40mm広くなっています。
ノア標準ボディの車体寸法を現行E21型カローラと比較してみると、全長が+200mm、全幅-50mm、全高+390nn、ホイールベース+210mmです。ほぼカローラクラスのサイズと言えます。
3代目トヨタ ノアは全長4695mmに対し、ホイールベースを2850mmと長めに取っています。ホイールベースとは、前後のタイヤのそれぞれの中心を結んだ長さのこと。フロントタイヤ周辺はエンジンルームにかかっているので、厳密に言えばホイールベースの長さ全てが室内空間に充てられているわけではありません。それでも3列シート装着が可能な広い室内空間を確保しています。
トレッドはフロントを広めに取り、直進安定性を重視したセッティングです。最低地上高は160mmと高めなので、街中での段差の乗り越えはよほどのことがない限り問題ないでしょう。GR SPORTではダウンサスペンションを採用して、最低地上高が145mmになっていますが、これも実用上問題のない寸法です。最小回転半径の5.5mは、カローラの5.3mより0.2m大きいですが、実用上はカローラの取り回しと互角です。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアの室内寸法は、
です。標準ボディもエアロボディもボディ本体は共通なので、室内寸法に違いはありません。またツインムーンルーフを装着すると、室内高は35mm低くなります。
室内長とは、ダッシュボードの先端から3列目シートの背もたれまでの長さです。約3mの室内は、足元スペースに余裕があります。特に2列目シートのスーパーロングスライドは後端まで下げるとリムジン的にも使えますし、ベビーカーをそのまま載せて、おむつ替えをするにも余裕の広さです。また、車中泊やアウトドアレジャーのベースキャンプとしても使い勝手がよさそうです。
室内幅は1540mmと車両寸法の全幅より155mm少ないですが、その中に横方向からの衝突を低減するサイドインパクトビームや、内装のアームレスト、パワーウインドウのスイッチがあるので、致し方ないところです。
室内高は1400mmで、10才児の平均身長が1392mmなのでギリギリ立てる高さです。立ったまま着替えができるサイズなので、スポーツやアウトドアレジャーで洋服を着替えるときに重宝しそうです。
実際に乗車したときの快適さにつながるシートの座面から天井までの高さは、
1列目シート
2列目シート(7人乗り)
2列目シート(8人乗り)
3列目シート
前2列は成人男性でも余裕の頭上空間が確保できそうです。3列目シートは少し低いので、小柄な成人やお子さんが乗るシート、もしくは手回り品置き場として使用すると良いでしょう。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアの荷室寸法は、次の通りです。
荷室長
荷室幅
※荷室開口幅はバンパーより300mm上部付近の幅
荷室高
荷室長さは、3列目シート使用時が最小です。長さは310mmですが、3列目シートの背もたれの角度を考えると、高さのある荷物を積むのが困難です。4人または5人乗車なら、3列目シートを折畳めるので、荷室空間は1000mmほどになります。しかし、3列目シートの折畳は左右に跳ね上げ式のため、荷室の上部が狭くなります。2列目シートを折畳むと最大で1700mmほどになります。7人乗りの方が短いのは、キャプテンシートを折畳んだ時、ベンチシートより厚みが出るためです。
ノアの荷室フロアにはホイールハウス(後輪の収まる場所)が出っ張っているため、その左右間が最小幅になります。荷室フロア幅の最大部は、バックドアからホイールハウスまでの間です。
ちなみにノアのラゲッジスペースの容量はVDA法で、7人乗りで最大1545リットル、8人乗りで1597リットルです。VDA法は容積が1リットルの箱(高さ50mm、幅100mm、長さ200mm)を積んで、何個の箱を詰めたかで計測します。ノアのラゲッジフロアのようにホイールハウスの出っ張りがあると、デッドスペースが増えます。またミニバンのラゲッジスペースの高さはラゲッジフロアから3列目シートの背もたれの高さまでとされています。荷室の実際の容量とは違うので、参考までに。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアに工場出荷状態で装着されるタイヤはグレードごとの違いで、3種類あります。その3種類とは、
です。ホイールのリム幅は全て6Jです。もしタイヤをよりワイドサイズにドレスアップしたいのなら、18インチタイヤを選択できるノアGR SPORTを検討してみてもいいですね。ちなみにノアGR SPORTで採用しているタイヤサイズは、
です。標準装備のホイールのリム幅は6J、オプションでは7Jになります。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアのスライドドアと、バックドアの開口部のサイズをご紹介します。
スライドドア
開口部の高さは非公表ですが、スライドドアの高さは車体の高さを目一杯使っています。全高(1825mm)から地上高(160mm)を引いた1665mmがボディの高さなので、1600mm位の高さはありそうです。
バックドア
バックドアの開口部の形状は下型が広く、上に行くに連れて若干細くなります。
最小幅はサイドガラス付近、最大幅はリアバンパー上300mm付近です。またバックドアが開く際、ドアの長さは最大で965mmです。バックドアを開けるときは、1mは離れた方がいいですね。
現行R80G/W型3代目トヨタ ノアの各種寸法や、タイヤサイズをご紹介しました。大きく見えるノアですが、車体サイズはカローラと大差なく車高が高くて大きく見えています。室内は小学校低学年のお子さんなら立ったまま着替えができる高さで、大人が乗る自転車でも分解することなく搭載可能です。ただし数値はあくまでも車体の寸法であり、実際に乗った感じやご自身愛用の各種道具を搭載できるかどうかは、実車で確かめた方が確実です。
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