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ファミリー層からの支持が高いミニバン。ミニバンは、大開口で便利なスライドドアの装備が大きな特徴になっています。日本車ではミニバン以外にもコンパクトカーに、スライドドアが搭載されていることをご存知でしょうか?見た目がかわいらしくコンパクトな車体で、運転経験が浅いドライバーでも取り回しがラクです。
また海外に目を向けると、トールワゴンタイプのスライドドア車がフランスの自動車メーカーで発売され、ヨーロッパ中で大人気となりフォロワー車も開発されています。
中型ミニバンではちょっと大きすぎる、子供が幼児だからコンパクトカーで十分、人とは違ったスライドドア車に乗ってみたいという方向けに、かわいいルックスと便利なスライドドアを掲載した普通車をご紹介します。
それでは筆者の選ぶ「スライド付きかわいいルックスの普通車」を5台ご紹介します。
スズキ ソリオはコンパクトなトールワゴンです。室内高が1,365mmと主だったミニバンをしのぐほど高く、小学校低学年のお子さんなら室内で起立ができるほど。シートに座ったときの頭上空間に余裕があり、2列シートのミニバンと言っても良い存在です。
衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、全方位モニター用カメラなどを含む「スズキセーフティーサポート」が装備され、安全性の高さが大きな特長です。
エンジンはマイルドハイブリッドを搭載しているので、発進時や加速時にモーターがエンジンをサポート。燃費はWLTC総合で19.6km/Lと好燃費です。新車価格はおよそ150~200万円と軽自動車と大きく変わらず、購入時も購入後の維持費もお財布に優しい1台です。
スズキ ソリオ HYBRID MZの主なスペック
トヨタ ルーミーはダイハツが開発・製造し、トヨタが販売しているトールワゴンです。ダイハツ トールが本家でトヨタのOEM版がルーミーとタンク(2020年で廃止)、スバルのOEM版がジャスティです。
全長4mを切るコンパクト車で室内長はライバルのスズキ ソリオより短いですが、室内幅はソリオに勝ります。室内高はソリオとほぼ互角なので、室内では横方向と高さで余裕を感じることでしょう。
安全機能は衝突回避支援ブレーキや急発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロールなど一通り揃っており、安全性能に抜かりはありません。
トヨタ ルーミー最大の特徴はターボエンジンを選択できることです。最大トルクを発揮できるエンジン回転数が幅広いので、日常の運転ならパワー不足に悩むことはそうそうなく、機敏に運転できます。エアロバージョンも選択できるので、男性でも選びやすい普通車です。
トヨタ ルーミー G-Tの主なスペック
トヨタ ポルテは、トヨタが2004年から2020年にかけて製造・販売していたコンパクトワゴンです。初代モデルは2004年から2012年に、2代目モデルは2012年から2020年にかけて製造され、いずれの世代も8年生産された長寿車です。
トヨタ ポルテの最大の特徴は助手席側に採用された大型電動スライドドアです。トヨタ ポルテはユニバーサルデザインを採用し、誰でも乗り降りしやすい普通車として開発されました。
初代モデルは運転席側ドア1枚、助手席側スライドドア、バックドアの3ドアでしたが、2代目モデルは運転席側ドア2枚、助手席側スライドドア、バックドアの4ドアになりました。いずれにしても変則的なドア配置で、この点も特徴です。
トヨタ ポルテは丸みを帯びたかわいらしいデザインですが、2代目ポルテの兄弟車、トヨタ スペイドはシャープな鋭さのあるデザインでした。トヨタ スペイドも同じく助手席側大型電動スライドドアを採用していました。
2代目トヨタ ポルテ G(2WD)の主なスペック
ルノー カングーは、ルノーが販売しているトールワゴン車です。初代モデルは元々商用貨物車でしたが、装備を充実させ乗用車にしました。全高の高さに由来する高い室内、両側スライドドアの使い勝手の良さ、大容量のラゲッジスペースで、ヨーロッパ中で大ヒットしました。
初代モデルはルノー・クリオというコンパクトカーとプラットフォームを共有しましたが、現行モデルの2代目は中型車のルノー・メガーヌと同じプラットフォームを採用し、車体が大きくなりました。
外装がおしゃれでかわいく、国産のミニバンともすぐに見分けがつきます。後部座席のオーバーヘッドボックスには遊び道具も収納できるスペースもあり、アウトドアを趣味としている人にもオススメの普通車です。
2代目ルノー カングー ZEN EDCの主なスペック
シトロエン ベルランゴは、シトロエンが販売しているトールワゴン車です。シトロエンではマルチアクティビティビークルと呼んでおり、2列シートながら日本のミニバン的にも使用できる普通車です。ルノー カングーのヨーロッパでの大ヒットを受けて開発されたフォロワー車なので、カングー以上の使い勝手と個性を追求しています。
シトロエン ベルランゴの特徴はなんと言っても、日本車にはない個性的でユニークなフロントマスクのデザインです。そして同種の普通車では珍しい1.5リッターディーゼルターボを搭載し、3.0リッター自然吸気エンジン並みの最大トルクを発揮します。
使い勝手は両側スライドドアで乗降性よし。ワンタッチでリアシートが倒れ、簡単にフラットで大容量のラゲッジスペースを確保できます。助手席も前に倒すことができるので、最大2.7mもの大きな荷物も搭載可能。後部座席の天井にはルーフストレージも設置されており、身の回りの小物もスッキリ収納できます。
シトロエン ベルランゴ SHINEの主なスペック
かわいくて便利なスライドドア付き普通車をご紹介しました。スライドドア搭載車は、6~7人乗りのミニバンイメ―ジが強いですが、日本車ならコンパクトかつオシャレでかわいい外装をした5人乗りコンパクトカーもあります。また、国産車にはない個性を求めるなら、フランスのルノー カングーとシトロエン ベルランゴも見逃せませんね。
かわいいデザインの普通車を所有すると、家族とドライブに出かけた際にスマートフォンで写真を撮影し、SNSでシェアする楽しみも広がります。次の愛車はミニバンほど大きくなくていいとか、国産車とは一味違うスライドドア車に乗ってみたいという方、ぜひ参考にしてくださいね。
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