お電話でもお気軽にお問い合わせください
0120-305-309
10:00~19:00
(水曜定休日)
中型サイズ以上のミニバンは7人~8人が乗車できる3列シート設計で、天井が高く室内空間は広々としています。また、たくさんの荷物が積めることから、お子さんのいるファミリー層からキャンプ好きの独身男性まで、幅広いユーザー層に人気を集めています。
もちろんミニバンの新車人気は高いのですが、新車価格が高額なこと、小さなお子さんがいるニューファミリー層やアウトドア志向の人などは室内が汚れることを前提とする購入者が多いことから、中古ミニバンも多く選択されています。
特に中型以上のミニバンは、長期間に渡る育児に役立つ道具でもあります。中型ミニバンのどのような点が、子育てママに支持されているのか、ご紹介します。
ミニバンはセダンタイプの乗用車や軽自動車に比べると、車高が高く設計されていて室内空間が広々としています。子育て世代には欠かせないチャイルドシートは、最大で3台設置可能です。もし三つ子ちゃんが生まれても、ミニバンなら家族で一緒に移動ができますね。そして広い室内なら、お子さんに閉塞感や圧迫感などのストレスを与えずに自動車での移動ができます。
ミニバンは3列シート設計になっていて、そのほとんどが2列目シートと3列目シートが折畳みやスライドなどでアレンジできます。3列目のシートだけ畳んで大きなラゲッジスペースを確保すれば、たくさん荷物を積むことができ、家族が増えて荷物が増えても安心です。お子さんが乳幼児の頃はチャイルドシートやベビーカーも搭載できますし、お子さんが成長してクラブ活動を始めてもかさばる道具も積みこめます。中型以上のミニバンはお子さんの成長を長く支援できるのです。
個人差はあると思いますが、中古ミニバンを汚しても新車ほど気にならなくないですか?小さなお子さんなら、飲み物やおやつの食べかすをシートにこぼすのは当たり前。お漏らしも当たり前。シートにシミができるのも当たり前です。
新車だったらクルマを汚さないよう神経質になるところ、中古車だからあとで掃除したらいいかと諦めもはやくできると思います。
新車ミニバンは300万円~500万円ほどが相場ですが、中古ミニバンは高年式で150~300万円、最新モデルにこだわらず低年式なら50~100万円で購入可能です。あまりに古く安すぎると、故障やトラブルの心配もありますが、新車を購入するよりは安価に購入できる中古ミニバンは、家計を預かる子育てママには魅力です。
ミニバンに限らず新車は、受注数がまとまってから製造するのが通例です。人気車種やオプション装備の違いなどで製造まで1~2カ月程度かかります。ただしニュースにもなっていますが、自動車用半導体は世界的に不足していて、部品不足で注文車両を製造できない場合もあります。とにかく新車の納期は長くなっています。
それに対し中古車の場合、既に生産された自動車を販売しているので、車両点検・保険契約・登録も含め、早ければ1~2週間ほどで納車されます。今年のお正月は新幹線で帰省の予定が新型コロナのためにやっぱり自動車で帰省…に予定変更しても、今ならまだ間に合いますね。
中古車は新車ではないため、初登録からの時間経過や使われ方でコンディションはバラバラ。当たりがあればハズレもあります。そして中古車は最新車ではないため、今からすると古い技術で製造されています。そのため最新ミニバンと比較すると、中古ミニバンにはデメリットもあるのです。
中古車のコンディションは個体によってバラバラです。これは以前のユーザーの使われ方に関係するからです。またミニバンは経年劣化により、スライドドアの開け閉めに不具合が生じることがあります。車体フレーム、ドアレール、スライドドアを支えるヒンジなどが変形するからです。
中古ミニバンを購入するとき消耗品関連は新品にしてもらえるのはどこの中古車販売店でもやっています。もし購入予算が追加できるなら、新品に変えてもらえなかった消耗品(例えばブレーキシューやサスペンションダンパー、タイヤなど)も予防として交換してもらってから納車してもらえると、トラブルの発生確率も減り安心感が高まりますね。
ミニバンのような実用車は、燃費を改善し、燃料費代を安く、ひいては維持費を安くしようと自動車メーカーもご苦労なさってます。しかしあくまで開発当時のレベルでの話です。最新のハイブリッドやEV(電気自動車)と比較したら、中古ミニバンの燃費は悪いに決まってます。
さらに日本は年を追うごとに燃費規制を厳しくしていて、これをクリアーできないと自動車の税金が安くならない仕組みです。最新車の燃費が良いのは国策なので、中古車が最新車と燃費で張り合うには無理がありすぎです。
どのミニバンでも、先代モデルまでの中古車を購入するといわゆる先進安全装置はついてきません。というのも、ミニバンに先進安全装置が採用されだしたのは、現行モデルからだからです。先代モデルまではABS(制動距離を短くする電子式ブレーキ)やVSC(車体制御維持装置)などの採用はありましたが、統合的に制御されていません。
もし先進安全装置の必要性を感じるのなら、現行モデルの中古車で搭載車を探すことをおすすめします。
それではいよいよ、子育てママにおすすめした中古ミニバンをご紹介します。
日産 セレナは、e-POWERでモーター駆動を実現している日本で唯一のEVミニバンです。e-POWER搭載車は新車人気が高いため、多くの中古車も流通しており最新車なのに150万円程度の価格で販売されています。また日産 セレナの魅力は多彩なシートアレンジにあります。最新のC27型はもちろん、モデルを遡ってみると3代前のC24型でも同等のシートアレンジを実現しています。
日本で2番目に売れているミニバンがトヨタ ヴォクシーです。兄弟車にノアとエスクァイアがあり、ヴォクシーは男性的でスポーティー、ノアは標準的、エスクァイアは高級感のある内外装と個性が分かれます。現行型を狙うなら新車販売が振るわなかったエスクァイアが狙い目。3兄弟の中では一番相場がこなれており、ヴォクシーやノアより20~30万円程度安価です。
ヴォクシーとノアは2022年1月にモデルチェンジ予定、エスクァイアは現行車限りで消滅なので、来年1月以降はエスクァイアの中古車がさらに買いやすくなるかもしれません。(逆にレア車として高値になる可能性もあります。)
まだ日本に「ミニバン」という言葉がなく、今のミニバンに相当する車種がみんな商用バンをベースにした1ボックス車だった1996年、当時のアコードの部品を流用し専用プラットフォームを開発し、低床低重心のFFボンネットワゴンとして誕生したのがホンダ ステップワゴンです。現代のミニバンの元祖といえる車種です。
現行型のホンダ ステップワゴンには、狭い場所でも大きく横に開く「わくわくゲート」が子育てママに嬉しい装備です。ショッピングセンターの屋上駐車場で、車両後方に広いスペースがなくても横にも開けるわくわくゲートなら、大量の買い物もラクラク積みこめます。
現行型ステップワゴンの中古を狙うなら、ガソリン車がハイブリッドより価格が安い傾向にあり、おすすめです。1.5リッターターボなので、毎年の自動車税(種別割)も2.0リッターハイブリッドの免税終了後より安く済みます。
日本で一番売れているミニバンが、実はトヨタ最高級ミニバンのアルファードです。兄弟車はヴェルファイアがあり、こちらは男性的でスポーティなデザインです。
車体は中型ミニバンより1回り大きく、路地裏など狭い道での運転には気を遣います。その反面、物理的にも中型ミニバン以上の広大な室内空間を確保しつつ、シートのしつらえのクッション厚があり豪華です。
アルファードはFF車のプラットフォームを使用しているので、低床フラットフロアを実現し、乗り降りがしやすくなっています。
中古車を狙うなら、先代の2代目モデルのヴェルファイアがおすすめです。アルファードより新車人気が高かったため中古車が多くなり、アルファードより相場が安くなっています。
世界でも類を見ないミニバンが、三菱 デリカD:5です。SUVのプラットフォームにミニバンボディを載せたクルマで、歴代デリカの中にはあのパジェロのプラットフォームを使用したモデルもありました。
SUVのプラットフォームを利用しているため最低地上高が上がり、他のミニバンより乗り降りはしづらいものの、突然の積雪や大きな轍を超えるなど悪路走破はお手の物です。
子育てママに嬉しい点はディーゼル車が用意されていることと、アウトドアに特化したミニバンであること。燃料代を気にせず、家族でキャンプやピクニック、スキー、スノボ、サーフィンとアクティブに楽しめます。
現行モデルは既に13年も生産しているため、中古で購入するなら2010年ごろの初期モデルが狙い目です。趣味性の高いクルマなので極端に安いか高いかのどちらかですが、予算に合うモデルを根気よく探してみてください。
初代モデルは「天才たまご」のキャッチコピーで1990年にデビュー。当時は他の1ボックス車とは異なり、商用バンをベースとせず専用プラットフォームを開発したため、1ボックスのスペシャリティカーとも呼ばれました。
2020年に3代目モデルで販売終了したエスティマですが、歴代の魅力はおしゃれなたまご型のエクステリアデザインとフォルムにあります。2代目モデル以降はFF化されたので、低いフロアで乗り降りしやすいのも嬉しいですね。
最終型となる3代目モデルでは、3列目シートを床下に収納することができ、跳ね上げ式と比べてラゲッジスペースを無駄にせず、大きな荷物・たくさんの荷物を積むことができます。
1994年のデビュー時はロールーフの多人数乗用車で大人気だったホンダ オデッセイは、現行車でもホンダのFFプラットフォームを使用しているため、超低床・低重心。超低床なので小さいお子さんやお年寄りでも乗り降りがしやすく、低重心であるため全高の高いミニバンにありがちなロール(車体の挙動で左右に車愛が揺さぶられること)を抑え、安定した走行ができます。
ホンダ最高級ミニバンですが、オデッセイの人気はロールーフにあったため、全高が高くなった4代目の先代モデルと5代目の現行モデルは人気がイマイチ。そのため中古車市場では車格や程度の割に安価でお得に購入できる1台
子育てママに中古ミニバンがおすすめであるとして、中古ミニバンのメリットとデメリット、おすすめの中古ミニバンを7台ご紹介しました。
ミニバンは育児の強い味方なので、積極的に使いたいもの。納車まで時間のかかる新車より、すぐに納車される中古車でステキなミニバン育児ライフを始めてみましょう。
スマートフォン、パソコンからのお問い合わせ・ご相談はこちら